みなさんおはようございます、ことパパです。 ドル円の上昇が止まりません。昨日から今日にかけての動きは、明らかに円売りが加速しており、市場は再び「介入」という言葉を意識し始めています。

4時間足チャートをご覧ください。 これまでレジスタンスとして機能していた Fib 0.618(156.494) を明確に上抜け、上昇モメンタム(勢い)がさらに強まっています。 MACDを見ても、ヒストグラムがプラス圏で拡大しており、買い圧力が依然として強いことを示しています。

ただし、現在価格(156.83付近)から上、特に 158〜 のゾーンは、過去に市場参加者が「レートチェック(介入準備のための水準確認)」を観測したとされる極めて神経質なエリアです。

今日は、この「見えない壁」を意識しつつも、トレンドには逆らわない戦略を立てました。

① 今日の売買戦略

本日は**「介入警戒ゾーンまでの短期順張り(押し目買い)」**です。 トレンドは強力ですが、高値での飛び乗りは急落(介入や要人発言)のリスクがあるため、ブレイクしたラインまで引きつけます。

シナリオ戦略エントリー水準利確目安 (ターゲット)損切り (ストップ)
メイン (押し目)サポレジ転換狙い156.40 〜 156.50
(Fib 61.8% & EMA乖離埋め)
157.65付近
(Fib 78.6%)
156.00割れ
(4時間足トレンド崩壊)
リスク回避レートチェック警戒157.80〜158.00到達時は様子見(エントリー見送り)

【シナリオの根拠】

  1. Fib 61.8%の突破とサポート化: 156.494(Fib 61.8%)を実体で力強くブレイクしました。テクニカル分析のセオリー通り、このラインは今度「強力なサポート(床)」として機能する可能性が高いです。ここまで落ちてきたところを拾います。
  2. 次のターゲット(Fib 78.6%): 上値のメドは、次のフィボナッチラインである Fib 0.786(157.688)です。ここまではテクニカル的に「真空地帯」となりやすく、吸い寄せられるように上昇すると考えます。
  3. チャートパターン(ダブルトップの可能性): 現時点ではまだ形成されていませんが、チャート左上の最高値(159.225)に対して、今回の上昇が 158.00〜159.00付近で止められて下落した場合、巨大な「ダブルトップ」を形成する可能性 があります。今は上昇中ですが、158円に近づいた際のプライスアクション(反落のサイン)には要警戒です。

② 昨日の振り返り

昨日は、米経済指標の好調さと日銀の緩和姿勢継続の観測から、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが殺到しました。 特に欧州時間からNY時間にかけての一方的な上昇は、投機筋が「介入が出るまでは買い」と判断してポジションを積み増している動きに見えます。

③ 注目経済ニュース(3点)

  1. 急速な円安進行と財務省の動向(ロイター)
    • ドル円が157円台を伺う展開となり、市場では財務官による「口先介入(断固たる措置など)」のトーンが強まるとの警戒感が高まっています。特に前回のレートチェック水準への接近は、今日一番のホットトピックです。
  2. 米長期金利の上昇止まらず(ブルームバーグ)
    • 米国債利回りが高水準で推移しており、これがドル円の下値を支える岩盤となっています。「金利が高いほうを買う」というシンプルなトレードが継続しています。
  3. 輸入企業の円売り需要(日経新聞)
    • 五十日(ごとおび)でもある本日は、輸入企業による実需のドル買い(決済のための円売り)が観測されやすく、仲値(9:55)にかけては底堅い動きが予想されます。

④ 今日の経済指標

本日は米国の雇用関連指標に注目です。

  • 22:30 米国 新規失業保険申請件数
    • 労働市場の堅調さが確認されれば、ドル買いの燃料となります。
  • 24:00 米国 ISM非製造業景気指数(確報値など)
    • 万が一、予想を大きく下回る結果が出た場合は、介入警戒感と合わさって急落(調整)のきっかけになるため注意が必要です。

⑤ まとめ

今日は**「158円の『介入の影』に怯えつつも、156.50の床を信じて買う」**という、アクセルとブレーキを同時に踏むような相場です。 急激な変動(フラッシュクラッシュ)に備え、ストップロスは必ず入れておきましょう。

今日の一言: 「介入警戒水準は、逆張りの合図ではない。利確の目安である」。天井を当てに行かず、トレンドについていきましょう。