2月2日|上昇モメンタムは本物か?154.80の「レジスタンス」攻略とISM前の立ち回り
みなさんこんばんは、ことパパです。 週末を挟んで2月に入りましたね。今月も焦らず、着実に利益を積み重ねていきましょう。
先週の「介入否定」発言以降、ドル円は完全に息を吹き返しました。チャートを見ると152円台の安値から綺麗な上昇トレンドを描いており、まさに「トレンド転換」が完了した形です。
しかし、現在価格(154.80付近)では、上昇の勢いが止められ、膠着状態が続いています。今夜は深夜に重要指標も控えているため、戦略をより実戦的な「3つのシナリオ」に落とし込みました。
① 今日の売買戦略:最強の矛 vs 最強の盾
現状を一言で表すと**「上昇トレンドvs 154.80のレジスタンス」**です。
- 上昇の根拠: 1時間足での連続した高値更新(BOS)と、MACDの強い上昇モメンタム。ダウ理論的に目線は完全に「上」です。
- 停滞の理由: 154.80付近には、フィボナッチ38.2%戻しと、過去の急落起点である「売り抵抗帯(Bear Wick)」が重なっています。
現在、この154.80を挟んで上下していますが、深夜の指標(ISM)までは方向感が出にくい状況です。したがって、飛び乗りは避け、以下の3段構えで臨みます。
【2/2 ドル円 トレードシナリオ】
| シナリオ | 戦略名 | 狙いと根拠 | エントリー目安 | 損切り目安 |
| A (ブレイク) | ISM後の順張り | 指標で154.80の壁を「明確に」突破した場合についていく。 | 155.00超え (実体確定後) | 154.50割れ |
| B (本命) | 浅い押し目買い | 壁で反落した後、上昇トレンドライン付近で支えられる動きを拾う。 | 154.00〜154.20 (短期トレンドライン) | 153.70割れ (直近安値更新) |
| C (慎重) | 深い押し目買い | シナリオBも崩れた場合、岩盤サポートまで待つ。 | 153.50〜153.80 (Fib 23.6%) | 153.20割れ |
※現在の注意点: 現在(154.80付近)でのロングは、典型的な「高値掴み」になるリスクが高いです。既にポジションを持っている場合は部分利確を行い、ノーポジションの方は**「待ち」**が正解と考えます。
② 昨日の振り返り(1/30 金曜日)
先週末は、**「日米の材料が交錯し、ドル高優勢」**の展開でした。
- 東京CPIの鈍化 朝方に発表された東京都区部CPI(1月)が予想を下回り(+2.0%)、日銀の早期利上げ観測が後退しました。これが円売りの土台となりました。
- 米PPIの上振れとFRB人事 夜には米卸売物価指数(PPI)が予想を上回り、さらに次期FRB議長に関する報道(タカ派候補の浮上)をきっかけにドル買いが加速。154円台後半まで値を伸ばしてクローズしました。
③ 注目経済ニュース(3点)
本日の相場環境を形成している主なニュースです。
- 高市首相、円安メリット強調せず 尾崎官房副長官の会見によると、高市首相は円安のメリットについて特に強調しなかったとのこと。政府として「過度な円安」を牽制する姿勢が維持されている可能性があり、155円台乗せへの心理的な重石となっています。
- 次期FRB議長人事への思惑 トランプ政権下での次期FRB議長指名を巡り、市場では「ドル高・株高」を誘発しやすい候補者の名前(ケビン・ウォルシュ氏など)が取り沙汰されており、これが底堅いドル買い需要を支えています。
- ISM前のポジション調整 今夜のISM製造業景気指数を前に、ロンドン市場では持ち高調整の売り買いが交錯しており、154.50〜154.95の狭いレンジでの推移が続いています。
④ 今日の経済指標
今夜の日付が変わるタイミングが最大の山場です。
- 23:45 米国 製造業PMI(改定値)
- 00:00 米国 1月 ISM製造業景気指数 ★★★
- 予想: 48.3(前回: 47.9)
景気の好不調の分かれ目である「50」を下回る予想ですが、前回より改善が見込まれています。予想を上回れば155円ブレイクの起爆剤に、下回れば154.00割れへの急落トリガーになります。発表直後の乱高下には十分注意してください。
⑤ まとめ
現在は**「ISM待ちの嵐の前の静けさ」**です。 154.80という微妙な位置でポジションを持つと、指標発表時のノイズで狩られるリスクが高いです。「休むも相場」。24時の結果を見てから動いても遅くはありません。
まずは「シナリオB(154.20付近)」までの調整を待ちつつ、指標後の動きに柔軟に対応しましょう。
今日の一言: 「指標前のレンジは、入る場所ではなく、抜けるのを待つ場所」。深夜0時の号砲を待ちましょう。
